iPhone 4のApple純正オプションである『iPhone Bumpers』はとてもよい製品なのですが、何種類も買い続けているとカラーバリエーションに飽きが来ます(※筆者はこの1年間、純正Bumpersを4色乗り換えています)。
純正Bumpersに近いタイプのケースを探していて『Bone Collection Phone Ring 4』と『SGP case Neo Hybrid EX』、そして今回の『SGP case Neo Hybrid EX 2』に行き着きました。
このSGP社『Neo Hybrid』シリーズは、一体型の純正Bumpersとは違ってシリコン製のインナーフレームとポリカーボネート製のアウターフレームにパーツが分かれていて、インナーフレームをiPhone本体に装着してからアウターフレームをかぶせる構造になっています。
〝EX〟と〝EX 2〟の違いは、電源とボリュームボタン部分が塗装か別パーツかという点と、後者のほうが(強度確保のために)アウターフレームの厚みが増している(インナーフレームの厚みが減っているため、最終的なサイズはほぼ変わらない)という点です。また、サイズ感も純正Bumpersと同等です(先のBone Collection Phone Ring 4は小さい)。
カラーが9色あってそれぞれとてもよい色合いなので悩ましいのですが、最終的に〝ガンメタル〟を選びました。〝EX〟であればオプションフレームが販売されていますが〝EX 2〟にはまだありません(2011年8月現在)。本当はホワイトのインナーフレームとガンメタルのアウターフレームを組み合わせたかったのですが、ひとまず使ってみてから買い増しを考えましょう。
iPhone 4 Blackとの組み合わせはたいへん美しく、精悍な印象を与えます。ガンメタルのアウターによって何も付けていない状態の本体よりトーンが落ちるので、統一感があります。
iPhone 4 Whiteとの組み合わせでは、やはりブラックのインナーフレームがくどい感じがします。ホワイトのインナーフレームとシャンパンゴールドやイエローのアウターフレームを組み合わせると見栄えがしそうですね。
(8/18 追記) 『Infinity White』を追加購入しました。縁に強い色があることによる違和感が減ってよりよい感じになりました。
純正Bumpersと各部を比較してみましょう。
ボタン類はグレー系のシリコンゴムです。メタル製の純正と比べると若干見劣りがします(成型は悪くないと思います)。イヤホンジャックの開口部はほぼ同じくらいです。
なお、主に米国内で販売されている商品ですので、サイレントスイッチの位置が若干異なるGSM版/CDMA版への両対応のため、スイッチ周辺の開口部が大きくなっています(これは純正Bumpersも同様で、米国版は日本のものより開口部が大きい)。
装着した際の大きさは、高さも幅も厚みもほとんど変わりません。
ドックコネクタ周辺は、純正よりも若干余裕があります。ただ、純正に極めて近い形状でないと刺さらないという点には変わりありません。
使用感としては、純正Bumpersのイヤホンジャック周辺のように、内周部へゴムの部分が露出せずにアウターで覆われるため、伸びるような感覚がない点がすっきりしています。また、外周部に露出するゴムの部分も純正Bumpersのウレタンゴムと違ってシリコンゴムで、適度な堅さがあります。
ところで、筆者はpoddities社の『NETSUKE』のために、ケースの開口部を切削して若干改造しています。
〝EX 2〟の場合は、インナーフレームとアウターフレームの一部切除、アウターフレーム内部の一部切削で〝NETSUKE〟が収まって正しく使えるようになります。
より上位の改造として、ケースのSIMスロット周辺に開口部を設けるというものを、メインのiPhone用ケースには施しています。これはアウターフレームの一部を掘り下げてからスロットの形状をした開口部を作れば、インナーフレームはその部位だけを切除すれば済むので簡単です。
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