Motorolaが米国でXOOMやAtrix用にリリースしているフルサイズのBluetoothキーボード『Motorola Wireless Keyboard』は、日本国内では現在のところKDDIの扱う『XOOM Wi-Fi』のオプション品として入手することができません。
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キーに印刷されたシルクはほぼAndroid専用といったもので、これが果たしてiPadでどのように動くのか興味があったので、米国へ渡航した友人にお願いして入手していただきました(Bestbuyで$80程度のようです)。
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インターネット上で見られる写真からはケースが割とメタリックかつソリッドな印象を受けますが、実物のケースは若干グロス感のあるプラスチックが主体です。対するキーはマットなプラスチックです。
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本体はとても薄くてそこそこの高級感はありますが、価格帯の近い『Apple Wireless Keyboard』のほうが高級感が高いと思います。
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バッテリーはAA型バッテリーを2本使用するので、日本国内においては単3型バッテリーを使用すればOKです。『Apple Rechargeable Battery』あたりがコストパフォーマンスもよいのではないでしょうか?
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ペアリングに関しては、Android端末とであれば電源ボタンを数秒長押しして端末側からペアリング操作をすればいいのですが、それ以外のPCやiPadなどとの接続の場合は、キーボードのv+a+rキーを同時に押しながら電源ボタンを数秒長押ししてペアリング操作を行います(※追記: これを忘れるとこの記事のような残念な目に遭います)。
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キーボード右下にあるmenuキー(searchキーとctrlキーの間に挟まれた、四角形が4つ集合したようなキー)がcommandキーとして働きます。command-spaceでIMを切り替えることが可能です。
キーボードとしての一般的な文字入力はできますが、iPadにPC用Bluetoothキーボードを接続したときと同じく、いわゆるファンクションキーの部分はまったくと言っていいほど効きません。ただし、キーボード左上あたりのiPod機能のコントローラキーと音量調整キーは動作します。
iPad用などとして作られた一部製品だと正しく機能するHomeキーなどを持っているものがありますが、少なくとも本製品のHomeキーやBackキーは機能しません(Android端末では機能します)。なお、よくある他のPC用Bluetoothキーボードと同じように、ctrlキーはcontrolキーとして、altキーはoptionキーとして機能します。
テキスト編集画面などでは、以下のようなショートカットキーが動作します。
キー | 機能 |
---|---|
command-space | IMの切り替え |
shift-カーソル | 範囲選択 |
command-A | すべて選択 |
command-Z | アンドゥ |
command-X | カット |
command-C | コピー |
command-V | ペースト |
control-I | Tab |
control-J | 改行(return) |
control-M | 改行(enter) |
control-K | 行末まで削除 |
ちなみに、option-shift-Kによる〝〟(林檎)マークの入力も可能です。
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