iPadやiPhone 4では今までのSIMカードよりも1サイズ小さい、microSIMカードが採用されます。これは、ほぼ従来のSIMカードの端子部分までサイズを切り詰めたもので、機能的な差異はありません。また、従来のSIMカードも端子以外の部分にチップや配線は入っていません。つまり、うまく自分で切り詰めればmicroSIMカードを作ることが出来るのです。
microSIMを従来のSIMカードサイズへ変換するアダプタも出ていますから、旧来の機器で利用できなくなることもありません。
ここでは、日本国内では一般にSIMカードはキャリアから帯出されているものであるという論点は差し置いて、SIMカードをカットする実験をしてみましょう。
手元にはいろんなSIMカードが存在しますが、普段使いでMilestoneに入れているソフトバンクモバイルのプリペイドSIMを実験材料にしてみましょう。
まずはカッターやハサミなどで大まかに裁断します。中央の端子がだいだい真ん中に来るようにするといいです。SoftBankやドコモの(AXロットの)SIMカードだと、最終的に端子面から見て左側と下側は割と端子ぎりぎりまで削りますが、逆に右側と上側は余裕が必要です。
残念ながら正規のmicroSIMの現物はないので、アダプタの現物合わせで棒ヤスリや紙ヤスリなどを使って形を整えます。
アダプタにしっくりハマるようになったら、実際に利用機器へセットして動作確認しましょう。ここではMilestoneを実験台にします。
このとおり、電測も正常です。ちゃんと動きました。やりましたね。
慣れると5分ほどでmicroSIMへ加工することが出来るようになります。今まで使っていた機器への未練を断ち切るなどの用途に、こんなかんたんDIYはいかがでしょうか。
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