WXGAのAndroid端末が増えてきて、QVGAのHTC Magicでは動作検証環境として手狭になってきたので、モダンAndroid OSでの動作検証用としてAndroid端末売れ行きNo.1『DROID』のW-CDMA版『Milestone』を買いました。
DROID/Milestoneは、iPhoneとほぼ同じサイズ(長辺が5mmほど長く、逆に短辺は5mmほど短い、厚みは3G/3GSとほぼ同じ)の筐体に3.7インチ480x854ピクセルのWXGA液晶とシートキーによるスライド式QWERTYキーボードを搭載した、Motorolaの意欲作です。
割と〝尖った〟仕様の端末なので、日本にも個人輸入して利用しているアーリーアダプタの方々がそこそこ見受けられます。先人の方々の記録のおかげで使用感のレビューや環境構築に関する情報源は豊富なのですが、Nexus OneやDesireなどのHTC端末ほど入手性がいいわけでもないため、最近の環境へのフォローアップが日本語文献では存在しないようなので、そういった点を中心にまとめます。