DO NOT PAY FOR JAILBREAK YOUR DEVICE!

最近、『NTTドコモのSIMカードでLTEを使えるようにする』『ソフトバンクやKDDIで月額を払わなくてもテザリングができるように』などのフレーズで『CommCenter* patch』や各種キャリアバンドルをインストールする代行業者があるようで、たいへん多くの「どのような関係性があるのか」「無償で提供しているように見せかけてカネを取るのか」「いくら儲かるのか」といった問い合わせを受けています。

これらの悪質な業者と我々は、いっさい関係がありません。Jailbreakは無償で提供されるべきものであり、これを商用利用すべきものでもありません。 [続きを読む »]


2011年7月27日水曜日

iOSアップデート時のjailbreak環境のバックアップと復元スクリプト

iOSアプリケーションの開発を業としていると、検証目的などで割と頻繁に端末のOSを入れ替えたりします(もちろん『TinyUmbrella』のお世話になります)。

ここしばらくはiOS 4の牙城だったので主にiPhone 3GSとiPhone 4の2台体勢で前者のOSを入れ替えていればよかったのですが、iOS 5を視野に入れたテストも行うようになり、メインとして利用しているiPhone 4もOSバージョンを上げたり下げたりの検証作業に使用するようになりました。

Jailbreak環境の復元はめんどくさい

ところで、jailbreak環境でいちばん面倒なのはCydia appsの復元だと思います。筆者は後述のようにCydia向けリポジトリからのアプリケーション類をたくさんインストールしています。

iOSのバージョン切り替えとApp Store アプリケーションの再インストールは、(該当のshshさえあれば)端末をDFUモードにしてから『redsn0w』でpwned DFUモードに切り替え、『TinyUmbrella』でTSS Serverを実行させてから『iTunes』でoption+復元ボタンによる指定ファームの復元を行えばよいだけです。

筆者の場合は、iOSのマイナーバージョンまでが同じ(つまり4.3.1→4.3.3など)であれば復元後にiTunesのバックアップから書き戻し、そうでなければ(4.2.1→4.3.5など)復元前にあらかじめ /var/mobile/Library/ や /var/mobile/Applications/ 以下などから設定ファイルやデータ類、 /var/mobile/Media/ 以下の写真データなどを採取しておき、いったんiTunesで新規のiPhoneとして設定してからjailbreakして設定ファイルやデータ類を『iPhone Explorer』を利用して手動で書き戻しています。

これと比べるとCydiaでリポジトリを追加し直し、必要なアプリケーションをひとつひとつ指定していくのはとても骨が折れます。もちろん、それに対するソリューションもたくさん提供されています(たとえば『AptBackup』など)。究極的には自分でそのようなツールを作ることもできます。いくつか書き戻したい設定ファイルなどもあったので、融通を利かせたくて筆者もシェルスクリプトで作りました。

2011年7月22日金曜日

CommCenterClassic patch for iOS 5 Beta 4 (9A5274d)

For foreigners
Use our cydia repository for quick patch CommCenter(Classic). Thank you for visiting our blog!

CommCenterClassic patchをiOS 5 Beta 4向けに更新しました。このブログの右上のほうにある v.backspace.jp のリポジトリからもインストールできます(動作に関して何の保証もありません)。

パッチを行うための解析方法に関してはBeta 1のエントリを、Beta 4でのポインタについては続きをどうぞ。

2011年7月12日火曜日

CommCenterClassic patch for iOS 5 Beta 3 (9A5259f)

For foreigners
Use our cydia repository for quick patch CommCenter(Classic). Thank you for visiting our blog!

CommCenterClassic patchをiOS 5 Beta 3向けに更新しました。このブログの右上のほうにある v.backspace.jp のリポジトリからもインストールできます(動作に関して何の保証もありません)。

パッチを行うための解析方法に関してはBeta 1のエントリを、Beta 3でのポインタについては続きをどうぞ。

2011年7月4日月曜日

iPhone 4のLCDモジュールが壊れた

年に一度の恒例である、Apple製品が壊れる季節が今年もやってきました。MacBook ProのAirPortモジュールが壊れた次には、iPhone 4のLCDモジュールが壊れて映らなくなりました。

約1年酷使されたLCDモジュールが、本当は強固な熱圧着であるはずの液晶とデジタイザがバリッと潔く剥がれています(通常は剥がれません)。こうなってしまってはもうどうしようもありません。